バカ舌王決定戦

-1.jpg

バカ舌王という言葉を聞いたことがありますか?ないですよね、いま勝手に作ったんですから。さて、いまから、この言葉が生まれた経緯をお話いたします。

カナデルフィールというバンドで、ときどきというか頻繁にギターを弾かせてもらっています。メンバーと雑談していたら、おいしいものの話になりました。以前、ここでも紹介した、「くるみのオムライス」は、このバンドのライブをしたときにお客さんから教えていただいた逸品です。そのお客さんはドラムのさっさんと、ベースの陽平氏の高校生のときの友達ということでした。


同じ日にカナデルのドラムのさっさんからもおいしい店をききました。それが先日ここに書いた、「台北城」という中華料理屋なわけです。
先日オブラートにつつんでお伝えしたとおり、僕的にはこのお店は微妙でした。いやまあ時間が悪かったのと、中華にひとりでいったのがミスといえばミスなので、また日をあらためていこうとはおもっているのですが、とりあえず、ドラムのさっさんのいうことは話半分できこうと思った次第です。

その話を、オブラートにつつまず、ダイレクトにドラムのさっさんにぶつけてみました。「おまえ、バカ舌なんちゃうか?」と。そしたら、彼もむきになってきまして、「滝田さんの方がバカ舌なんすよ」みたいな返しをしてまいりました。ああ、そうですか。

それを聞いていた、ベースの陽平氏もじゃれあい口論に参加してまいりまして「いや、おまえら二人の舌はあんまり、おれ信用してない」みたいな運びになってきました。ああ、いい根性してるじゃなか、いつも柄もののシャツに、柄の帽子かぶっているやつがなにいってるんだ、とおもったけど、そんなことはいわずに「それじゃあ、誰が一番おいしい店を知っているか決めよう」という運びになりました。これが後に語られる「金森家事変」です。(口論がはじまった場所が金森陽平氏の家だったことから)

というわけで、お互いのおいしいとおもう店を紹介しあい、おいしかったら素直においしいといい、まずかったらバカ舌ポイントがたまっていく、そして年末までポイントを集計し、一番バカ舌な人が、罰ゲームをうけるというバカ舌王決定戦がはじまりました。

お店紹介第一回目は私ギター滝田。ちょっとずるいけど、ことの発端となった、くるみのインディアンオムライスを紹介しました。よく食べることだけが取り柄のドラムのさっさんは店員さんに「大盛りありますか?」と聞いてました。200円アップで大盛りにできるということで、ぼくもそうしたのですが、大盛りすぎます。普通サイズで十分お腹いっぱいになる。しかし苦しいくらい食べてもなお、インディアンオムライスのおいしさは色あせることなかったです。メンバー全員「おいしい!」ということなので、ぼくがワンポイントゲットでございます。みんなおいしいものを紹介してくださいね。