中川翔子-綺麗アラモード
ふとしたきっかけでショコタンこと中川翔子さんの歌を聴いた。べつにそっち系の趣味は僕にはない。しかし、この綺麗アラモードという曲、かっこ良すぎる。なんじゃこれ。
かっこいいとおもうところをざっと列挙してみる。
・一回目のサビ(51秒)まで打ち込みだけでひっぱるところ
・平凡なコード進行の部分を飽きさせないベースライン
・髪にふれるのメロディー(調に対し、か5,み2,に3,ふ4,れ#4,る5)となる(とくに、34#45の半音がいい)
・「る」がⅣの9thとして響く
・サビの「開けた感」
・58秒のコード進行(Ⅳ-Ⅲm7-bⅦ-Ⅵ)とストリングスの関係
・メロトロン(楽器の種類)の音
(逆に、スキマスイッチ奏の影響下なのはあんまり好きじゃない。
どっちが先か知らないけれど。)
これは、たまらなく名曲、名アレンジ。
ということで、誰が制作にかかわっているか調べてみた。
http://www.kasi-time.com/item-38141.html
歌手:中川翔子
歌詞:松本隆
作曲:筒美京平
編曲:本間昭光
おお、なるほどな布陣。そりゃ名曲に聴こえるよな。サッカーでいえば全日本代表にえらばれる方々じゃないか。というわけで、これはちゃんと分析してみようとおもいます。ほんとにショコタンが好きなわけじゃないんだから。このアレンジがギザかっこよすなだけだから。
■このサビの-bⅦ-Ⅵ進行、どっかで聞いたことある。たしかスティービーワンダー、それもナチョラルワンダーのはず、と探す。しかし見当たらない。諦められず3時間10枚以上アルバムを聴いて探して、やっぱりナチュラルワンダーのはず、ともう一回聴いてやっとみつけた。Rocket Loveのサビだ。(最初探したときも聴いてたのに、スルーしてしまってた。)