PoderLove!長野白馬012 温泉行くぞ!

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そばをたべて、次は温泉をめざす!とおもったんだけど、この時点で13時をちょっとまわったくらい。いったい帰りのバス?車が、いつ、どこからでるのかわからない。リーダーに電話するものの、つながらない。どうしましょ?まあとりあえず「3時くらい」というアバウトな情報はあったので、近くにある温泉に向かう。

しかし、いけどもいけども温泉はみあたらない。地図上では確かに「温泉」とかいてあるし、道路の看板にも「温泉」とかいてあるんだけど、その場所に温泉はない。そば屋から5分くらいの場所にあるはずなのに。おかしいとおもって、近くの土産物屋にはいってきくと、「去年つぶれましたよ」とのこと。そんじゃー、ちゃんと地図もかきなおしとけよ!!!こっちは寒い中歩いてきてるのに!とかおもったけど、そんな怒りをおさえつつ、「じゃあ、ここから一番近い温泉はどこですか?」と聞いてみる。「隣町の温泉ですね」とのお答え。

どうすればいいのだろう?スニーカーは雪に埋もれてベチャベチャになっていて、靴のなかまで水がしみてきていて、めっちゃ寒いのにそれほどの防寒具をもたず、しかも傘もないのに雪にふられている。京都に帰る車がでるまでの時間がわからず、目的の温泉にたどりつくまでの道のりもわからない。どうすればいいのだろう?もう宿に帰ろうか...

P3070877.jpg_effected.png半分あきらめ、半分温泉いきたい気持ちをかかえながら、とりあえず僕らが宿泊しているロッジに向かうシャトルバスがでる駅まで向かう。地理的なこととか、隣町の温泉までどれくらいの距離があるのかわからないので、バスの運転手さんにきいてみる。とりあえず情報がないとはじまらない。でも歩いてはいけないっぽい。電車の時間を調べると一時間後まで来ない。ああ、どうしよう、あきらめようかな...と弱気になる。あと1時間半くらいでタイムリミットの3時が来ちゃうし...

という風におもっていたんだけど、考え方が変わる。「そういや、ヨーロッパ旅行いったとき、フィンランドからイタリアまで縦断したことに比べれば、あのスーツケース持ちながらバックパック的旅行に比べれば、こんなの大したことないじゃないか」

私の頭の中↓

「もし、3時に京都に帰る車がでてしまったとしよう。そうすると、ぼくら(僕とキーボードの人)は長野に置いていかれるわけだけど、そうだとしても最高でも2,3万払ったら生きて京都まで帰れるだろう。そしてそれはそれでネタになっていいじゃないか、まず死なないだろうしさ。」

「一般のお客さんは2、3万払って長野にスノボ、温泉ツアーに来ている訳だよ。旅費とか宿泊費とか含め、その費用分ぼくらは得している?みたいなもんなんだからなー」

なんて考えると、どう考えても、温泉>リスク回避で早く宿に帰る。という図式になってきました。つうことで色々考えて、駅の職員さんに訪ねると、タクシーを呼んで隣町まで行くのが一番早いとのこと→それなのでタクシーを呼ぶ→7分くらいで来てくれた→1000円くらい払って隣町の温泉到着!

P3070896.jpg_effected.pngおお!念願の温泉!降り積もる雪をみながらの湯船は最高!ちゃんとした温泉なので、お湯もとろとろしててお肌すべすべになるかんじ、詳しくは知らないけど。冷えきった身体もあったまります。とともに、時間ない地図ない、場所わからない、雪ふってくる、という艱難辛苦にまけずに温泉までたどり着けた充実感がいい!(でも地図につぶれた温泉を載せるんじゃないよ!→長野観光協会のみなさまへ)

P3070899.jpg_effected.pngというわけで、自分へのご褒美としてコーヒー牛乳とラムレーズンアイスを温泉後に食べる。アイス超普通。こんなものに300円も払わすな!コーヒー牛乳は死ぬほどうまかった。日本の宝。