Eventide Timefactor

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なにをどう買うか、ということを観察してみると、その人の性格がうかびあがってくる気がしてます。いいかえるとお金の使い方によってその人がわかるってことでしょうか。

ぼくは年々、すくなくてもよいから長年つかえる良品を というコンセプトを中心に買い物している気がします。ちなみに、いま現在、ほんといますぐにでもポチっと購入してしまいそうなのは、↑のディレイ、EventideのTimefactor。

ディレイというのは、音に変化をくわえる機材で、やまびこのように、やっほー、というと、やっほー、やっほー、やっほー、と繰り返してくれます。U2のエッジなんかがこの機材の名手でして、ぼくは最近やっているDUBのバンドのために、こいつがほしいわけです。ちなみに、一台ちがうディレイをもっているんだけど、やっぱりもうひとつ欲しくなってしまった。安い買い物ではなくて定価で6,5ユキチくらいします。

しかし、ほとんどどういう買い物をするときにでも、ぼくはかなーりの熟考タイプなのです。ディレイに関しても、大阪中、京都中の楽器屋さんをまわって、ほとんど試奏してみました。ネットに書いてある情報は、全体像を把握するのには便利ですが、結局、他人の意見なので、自分の意図とその道具が最適かどうかは自分で判断するしかない、みたいなかんじになるのです。

まずですね、世界中にあるディレイをすべてピックアップしてリストをつくり、それから実際に楽器屋さんにいって、どんな音がするのかを確かめる。その際に、何個か候補を決めて、また日をあらためて、自分のギターとアンプを持参して、それで機材との相性をたしかめる、というとっても手間と時間がかかる方法をとっております。こうすると買った後に「ああ、これのほうがよかったじゃないか!」とおもうことがなくなって、しかも探している間に費用はたまるわ、機材には詳しくなるわで、よいことがおおいのです。もちろん時間がかかる方法なので、とっさの場合にはできないけれど、なるべく「咄嗟」がないように長期的にいろいろ購入計画をたてているということなのです。

ということで、物にたいする考えを知ると、その人どなりがかなりの割合でわかるのではないか?
というお話でした。した、    した、    した。     (←ディレイかけてみた。)