元町のケーキ屋

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あろうことかお店の名前を忘れてしまったケーキ屋さん。神戸は元町にあります。
いままでいろんなケーキをたべてきましたが、上位3位以内にはいるおいしさです。
系統としては、京都にあるオ・グルニエ・ドールとおなじにおいがします。
高い技術力をもって繊細な味わいを表現する、という系統ですね。

ぼくはそうとう甘いもの好きだと自負しておりまして、普段ならケーキ2つくらいペロリといけます。ときによっては3こめも欲しいなとおもうくらい甘いものが好きです。しかしここのケーキはけっこう甘めに作られているのか、もしくはぼくが注文したのが甘いやつだったのかわからないけれど、2つもたべた時点で「甘いものを食べたい欲求」がかなりみたされました。極端な話、1個で十分なくらいしっかり甘かったです。

あと、驚いたのは食感なのです。たぶん意図的に計算されて作られているとおもうのですが、舌が感じる食感がじつにさまざまでした。スポンジがふわふわだなーとおもえば、クリームはジュワーってかんじで、上にのっている砂糖をまぶしたものはパリパリとサクサクの二種類の食感が、というふうに、いろんなバリエーションがつけられているのです。おお、こんなにさまざまな食感表現ができるのか!と驚きました。

この点だけでいえば、間違いなくいままで食べたなかでベストの技術です。ひとつのケーキのなかでいろいろ楽しませてくれるのですよ。いままで食感をこんなに意識させてくれるケーキは食べたことなかったです。神戸元町の名店ですなー。名前思い出したらまた書きます。