通販番組化

うちにはテレビをおいてません。なのでテレビがみれません。でも世の中の技術は便利に発達してくれたので、電波を受信しなくても、インターネットを使うとテレビが見れるようになりました。リアルタイムには画像はまだ悪いですがKeyHoleTV、アップロード系ではyoutube、veoh-TV、パンドラなどなどがメジャーどころだとおもいます。そんな環境でたまにお笑い番組、バラエティー番組を観るのですが、最近番組内容が変化してきたなとおもうのです。

以前は、番組→CM→番組という流れが主流だったのですが、
これがだんだん番組のなかにCMというか宣伝が組み込まれてきているようにおもいます。



1:ハードディスクレコーディングなどの技術が進歩したことにより、
CMをカットする機能がついた

2:昨今の不況といわれる経済状況をうけて、
商品を認知させるための広告費を企業が削減しはじめた

3:CMだと15秒という短い時間内に商品をアピールしなくてはいけないため、
どういう風によいのかという具体的なよさより、商品のイメージしか伝えることができない

などなど理由はいろいろあるんでしょう。

たぶん今後この番組形態は主流になっていくのではないでしょうか。トークをまわす司会者がいて、お笑い芸人やタレント、番宣のための俳優などが自分のおすすめを紹介するという形。

番組のコーナーとしてタレントのオススメ商品が紹介されるのはいいのです。困るのはこの形態ですすんでいって、企業からお金をもらいたいので、よいものも、わるいものも一緒になってオススメするという状況になったときです。

現在一部のグルメ雑誌に掲載されている情報がちっとも信用できない状況のように、そのうちきっとなんでもかんでもよくいいはじめるのではないか?と危惧しております。

発展するなら、おいしいものはおいしい、おいしくないものは改善点や、こういう人にはオススメだけどね、という風に意見を言ってほしいものですが、たぶんそうはならないでしょう。

そのうち、番組のなかでいった合言葉をいうとドリンク無料になるとか、番組視聴者のためだけのクーポンとかできるんじゃないだろうか。

と、ここまで考えて、自分のことをかえりみてみます。
自分自身も食べ物や商品について書くことがあるのですが、なにかを書くときは
やっぱり、いいものはいい、わるいものはわるいと正直に書いていきたいなーとおもいました。