目をとじれば

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これは実家伊勢志摩の風景です。見える海は太平洋。遠くのほうに島があります。お正月に帰省したときに撮った。なんとなくのどかっぽいでしょ。

気候というのは人間の生活習慣や性格にとても影響をおよぼすとおもうのです。
寒いところの人は必要最低限のことしかしゃべらないだろうし、ブラジル人とか一生懸命働くイメージないし。宗教もそう。

暑くて水も少なくて、食料がない砂漠のような地域だと、「ブタを食べるな」というのが神さまの意志と混ざってルール化されたり、意志系統が統一されてないと民族みんな死ぬみたいな危険性がでてくるので、「これが絶対」「こいつの言うこときけ」みたいになってくる。

ぎゃくに自然が豊かだと、あんまりがんばらなくても暮らせるので、ルールはゆるく、いろんな考えの人が存在してくるようにおもいます。そのときに大切なのは、「存在しているものに感謝すること」とか「多くの価値観を認めあう」とかになるのでしょう。

まとめると、厳しい自然の地域では一神教になり、自然の豊かな地域では多神教になりやすいのでしょう。ユダヤ教・キリスト教・イスラム教は一神教。ギリシャ神話とかみてるといろんな神様でてきてめちゃめちゃするし、日本も八百万の神っていう多神教。

あ、なにがいいたかったというと、かんなり温暖でのほほんとした地域で育ったので、
こういうのんびりした性格になったのかなーとおもったということです。
うん、目をとじて思い出す生まれ育った土地のイメージは、「のどか」です。
まあ、今の年齢だと退屈すぎるので帰ろうとはおもいませんが。


下の写真は近所にすんでいるいとこんところの犬「どん(二世)」。
(一代目はすでに天寿をまっとうしたそうです。)



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