AB型なのか女子なのか
少人数で&仲間内で活動するのが個人的には好きだ。8人以上になるとパーティー的なのはおもしろくなくなるというか、会話が乱立するために、全体としてまとまりがなくなる、とずっとおもっていたんだけど、ちかごろ自分の偏狭さがいやになってきて、自分のなかの方法論を崩したくてしかたない。
友人Yはだれだれは面白くないとかいわずに、大勢を無作為に、アトランダムに集める。(もちろん彼女のなかでは、こことここをくっつけたら面白そうと考えているとおもうけど。)ということで、彼女からの誘いは「ランダムボタン」を押したようなものだととらえて乗るようにしている。そう、普段なら絶対出会わないような人とであえるから。そんな友人Yから「AB型の人あつめてパーティーするから来ない?」といわれた。面白そうだからいってみた。
当日まで誰がくるか知らずにいたので、彼女の家にいってから
「ねえ、今日はだれがくるの?」ときいてみた。
友人Y「え?いってなかったっけ?今日、たっきー以外、全員女の子やねん」
きいてませんよ...そんなこと。
といわけで、AB型会は知らない間に女子6人+ボク、という図式でおこなわれることとなった。
そういう話をすると、「ハーレムですね」とかいうバカがいる。
バカやろう、そんないいものじゃない。
と全力で反論したい。
個人的にはこの図式は、関西外語短大のときにいやというほど経験しているので慣れている。しかし、5千歩ゆずっても決してハーレムじゃない。それは...そう戦場に近い。
基本的に、女子のガールズトークというのは
1:私が出会った最低な男・いい男がいない
2:私の周りのありえない女(もしくはおばさん)
3:いい商品 or かわいいもの(美容・服・たべものなどを含む)
という要素で構成されているようにおもう。端からきいているぶんにはとってもおもしろいし、「ほお、女子というのはそんなことを考えているのか」ととても参考になる。おかげで女性を見る眼はかんなり磨かれたとおもう。
しかし、その私が出会った最低な男、いい男がいない、という話を、かしましいかんじで話している渦中にいなければいけないというのはつらい。危機感すらかんじるというか。
危機感、なんと説明したらわかってもらえるだろうか?
たとえばですね、「最近、コンパにいってもいい男がいない、はずればっかり」という話題になったとします。これが、気心知れた人、もしくは女子と男子が半々くらいなら「そんなん、こっちだってお前がきたらはずれやとおもうわ」と冗談のひとつもいえる。
しかしですよ、女7+男1の状態だと、そんなこといったら
殺される
んじゃないか?と恐怖感をおぼえて、冗談のひとつもいえない。(もちろん女性のみなさまは神様であるので、あくまで冗談であり、コンパに来ていただけるだけでありがたいと男性はミナ考えております←コンピューターっぽく棒読みしてください)
女子多勢に男子ひとりだと、確実に、「男子=敵orあいつら」みたいな図式になっている。そうボクはあいつらの一員なのですよ、とおもうけど、そんなことはいわずに、「どうしようかな?」とおもってすごす。ね?ハーレムじゃないでしょ?まるで森で迷ってしまって、知らない間に敵陣のど真ん中にでてしまった歩兵みたいな気分になるのです。
こういう状況になったときの切り抜けかたをあなたに伝授しましょう。
それはですね「存在を消す」&「主張しない」&「反論もしない」です。
うっかり女子たちの話あいの最中に「それは違うよ。だって○○だもの」とか言ってしまうと大変なことになります。
男「だってそうだろ、AはB、BはC、すなわちCはAじゃないか」という論法や論理は基本的には通じません。女子の社会ではよくわからない感覚的判断が重視されているような気がする。
女性の方々の会話の作法をみてると
「あたしこんなことがあった(事象Aについて話す)」
「うん、わかるわかる。(同感・共感)」
「ああ、あたしもこんなことがあった(事象Bについて話す)」
という風に、手持ちのトランプのカードを、中心にむかって投げるみたないかんじで
自分の体験した話をその場で投げあっているようなのです。
一方男性は
「こんなことがあった。Aだとおもう」と誰かがいうと「いや、それにはBという側面もあるんじゃないか」「じゃあ、結論は?」などなどひとつの積み木を積み上げるような作業をしている気がします。
(も、ち、ろ、ん、これは話をわかりやすくするために、ステレオタイプ化もしくは単純化した考えです。)
つまりなにがいいたいかというと、話の作り方が違う相手に、自分の方法論で話してもわかってもらえる可能性は低いということです。
なので、女性に囲まれた状況で、「それ違うよ、○○だとおもう」というのは
敵陣のなかで、ピストルをぶっ放す
みたいなものです。ピストルの音に気づいて仲間がでてくるのです。
もし、ひとりが納得してくれたとしても、その話を聞いていたお仲間(違う女子が)
「え、それどういうこと?」と攻めてきて
その人に説明しようとしてると
「え、それどういうこと?」と他の人が攻めてきて
と延々にそのループが続くのです。
そんなの夜中にやるバイオハザードより怖いです。
なので、女子トークのなかに不意に紛れ込んでしまったら
「なにも、おれが全日本男子代表になって女子と戦う必要はないんだ」
「とりあえず、生きて帰れたら、今日はよしとしよう」
と心に決めて、嵐がすぎるのを待てばいいのです。
と、ボクのともだちがいってました。(←身の安全のため、他人のせいにしておきます。)
とても楽しかったです。みなさまありがとうございます。
*注1:画像は人権保護のためにボカしてあります。
ちなみに写真はMちゃんのブログからお借りしました。
*注2:女子2・3人+男子1人、くらいでのガールズトークはかなりおもしろいです。
いっかいこの面白さをしると、男子ってなんて話しベタなんだろうとおもいます。
*注3:気心しれた女子多数+男子1人でも最高におもしろいです。
今回は、(知らない女子多数+AB型)+男子1人という状況だったので、
味わったことない空気感でした。
というわけで貴重な体験をしてまいりました。
友人Yはだれだれは面白くないとかいわずに、大勢を無作為に、アトランダムに集める。(もちろん彼女のなかでは、こことここをくっつけたら面白そうと考えているとおもうけど。)ということで、彼女からの誘いは「ランダムボタン」を押したようなものだととらえて乗るようにしている。そう、普段なら絶対出会わないような人とであえるから。そんな友人Yから「AB型の人あつめてパーティーするから来ない?」といわれた。面白そうだからいってみた。
当日まで誰がくるか知らずにいたので、彼女の家にいってから
「ねえ、今日はだれがくるの?」ときいてみた。
友人Y「え?いってなかったっけ?今日、たっきー以外、全員女の子やねん」
きいてませんよ...そんなこと。
といわけで、AB型会は知らない間に女子6人+ボク、という図式でおこなわれることとなった。
そういう話をすると、「ハーレムですね」とかいうバカがいる。
バカやろう、そんないいものじゃない。
と全力で反論したい。
個人的にはこの図式は、関西外語短大のときにいやというほど経験しているので慣れている。しかし、5千歩ゆずっても決してハーレムじゃない。それは...そう戦場に近い。
基本的に、女子のガールズトークというのは
1:私が出会った最低な男・いい男がいない
2:私の周りのありえない女(もしくはおばさん)
3:いい商品 or かわいいもの(美容・服・たべものなどを含む)
という要素で構成されているようにおもう。端からきいているぶんにはとってもおもしろいし、「ほお、女子というのはそんなことを考えているのか」ととても参考になる。おかげで女性を見る眼はかんなり磨かれたとおもう。
しかし、その私が出会った最低な男、いい男がいない、という話を、かしましいかんじで話している渦中にいなければいけないというのはつらい。危機感すらかんじるというか。
危機感、なんと説明したらわかってもらえるだろうか?
たとえばですね、「最近、コンパにいってもいい男がいない、はずればっかり」という話題になったとします。これが、気心知れた人、もしくは女子と男子が半々くらいなら「そんなん、こっちだってお前がきたらはずれやとおもうわ」と冗談のひとつもいえる。
しかしですよ、女7+男1の状態だと、そんなこといったら
殺される
んじゃないか?と恐怖感をおぼえて、冗談のひとつもいえない。(もちろん女性のみなさまは神様であるので、あくまで冗談であり、コンパに来ていただけるだけでありがたいと男性はミナ考えております←コンピューターっぽく棒読みしてください)
女子多勢に男子ひとりだと、確実に、「男子=敵orあいつら」みたいな図式になっている。そうボクはあいつらの一員なのですよ、とおもうけど、そんなことはいわずに、「どうしようかな?」とおもってすごす。ね?ハーレムじゃないでしょ?まるで森で迷ってしまって、知らない間に敵陣のど真ん中にでてしまった歩兵みたいな気分になるのです。
こういう状況になったときの切り抜けかたをあなたに伝授しましょう。
それはですね「存在を消す」&「主張しない」&「反論もしない」です。
うっかり女子たちの話あいの最中に「それは違うよ。だって○○だもの」とか言ってしまうと大変なことになります。
男「だってそうだろ、AはB、BはC、すなわちCはAじゃないか」という論法や論理は基本的には通じません。女子の社会ではよくわからない感覚的判断が重視されているような気がする。
女性の方々の会話の作法をみてると
「あたしこんなことがあった(事象Aについて話す)」
「うん、わかるわかる。(同感・共感)」
「ああ、あたしもこんなことがあった(事象Bについて話す)」
という風に、手持ちのトランプのカードを、中心にむかって投げるみたないかんじで
自分の体験した話をその場で投げあっているようなのです。
一方男性は
「こんなことがあった。Aだとおもう」と誰かがいうと「いや、それにはBという側面もあるんじゃないか」「じゃあ、結論は?」などなどひとつの積み木を積み上げるような作業をしている気がします。
(も、ち、ろ、ん、これは話をわかりやすくするために、ステレオタイプ化もしくは単純化した考えです。)
つまりなにがいいたいかというと、話の作り方が違う相手に、自分の方法論で話してもわかってもらえる可能性は低いということです。
なので、女性に囲まれた状況で、「それ違うよ、○○だとおもう」というのは
敵陣のなかで、ピストルをぶっ放す
みたいなものです。ピストルの音に気づいて仲間がでてくるのです。
もし、ひとりが納得してくれたとしても、その話を聞いていたお仲間(違う女子が)
「え、それどういうこと?」と攻めてきて
その人に説明しようとしてると
「え、それどういうこと?」と他の人が攻めてきて
と延々にそのループが続くのです。
そんなの夜中にやるバイオハザードより怖いです。
なので、女子トークのなかに不意に紛れ込んでしまったら
「なにも、おれが全日本男子代表になって女子と戦う必要はないんだ」
「とりあえず、生きて帰れたら、今日はよしとしよう」
と心に決めて、嵐がすぎるのを待てばいいのです。
と、ボクのともだちがいってました。(←身の安全のため、他人のせいにしておきます。)
とても楽しかったです。みなさまありがとうございます。
*注1:画像は人権保護のためにボカしてあります。
ちなみに写真はMちゃんのブログからお借りしました。
*注2:女子2・3人+男子1人、くらいでのガールズトークはかなりおもしろいです。
いっかいこの面白さをしると、男子ってなんて話しベタなんだろうとおもいます。
*注3:気心しれた女子多数+男子1人でも最高におもしろいです。
今回は、(知らない女子多数+AB型)+男子1人という状況だったので、
味わったことない空気感でした。
というわけで貴重な体験をしてまいりました。