前田珈琲の珈琲豆 龍之介くん

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基本的になにごとにもこだわらず、飲み物にしても食べ物にしてもなんでもいいやとおもうのです。
しかし、いろんなお店を食べ歩いたり、おいしいものを求めているのはなぜか?と自問してみました。

それはおいしいものに対して薀蓄を語りたいわけでも、食通になりたいわけでも決してないのです。ただただ、自分にもっとあうものがあれば知りたいし、ずっと変化のないままがいやなのです。食に対する興味というよりは、「よりよいものを&今と同じがいや」という心からいろんなものをさがしているのだとおもいます。あと単純に暇つぶしというのもあるけど。

というわけで珈琲豆もいろいろとためしております。今回ためしているのは、京都は前田珈琲の龍之介。前述したとおり味にうるさいわけではないので、まったく酸味がどうとか深さがとかマイルドなんていうことはわかりません。いやわかるのかもしれないけど、ことばにするのがどうも恥ずかしいのです。なのであうかあわないかだけ記録しておきます。

うーんとね。この豆はあんまり好きじゃないです。いや、おいしいのはおいしいんだけど、特徴があんまり自分とあわないというか、優等生なかんじがするのです。そうですねー。女の子に例えるなら、話していていろいろネタふってるんだけど、まったくウワベだけの返しをしてくる子みたいです。キレイな答え、返答としては100点のキレイな答えなんだけど、それゆえに全く面白くないみたいな。

男:「休みの日とか何してるの?」
女:「そうですねー。昼くらいまでまったりしてて、ちょっと友達とお茶して帰ってきます。」
男:「そうなんやー。なんか最近、これは熱い!とかハマッてることとかない?」
女:「別にないですねーあはは」
男:「(話し終わった)」

というかんじです。

え?そんな返しされるなんて、そもそもお前に興味がないんだよって?
ああ、そうでしょう、たぶんこちらに興味がないからこそ、
間口のせまーい、広がらなーい返答を返してきてるのでしょう。
いいですよ、それでも。

というわけで前田珈琲の龍之介くんとは一回限りのお付き合いになりそうです。
いや、おいしいんだけど普通すぎてつまんないのです。