Even Tide:TimeFactor


090312_001_olympus_E520.jpg さてディレイ探しのつづき。
またまた空き時間を利用してディレイの試奏。
今回は大阪エスト近くにあるMIKI楽器へ。

前回の反省を活かしつつ、ツインリバーブでストラトという比較的
自分の演奏環境にちかい状態で試奏させてもらいました。

試したのは「Even Tide:TimeFactor」。

EvenTtide:Timefactor

非常に高性能なモデル。だけどまず好みがはっきり分かれる。
アナログディレイ派、もしくは複雑なパラメーターの設定が嫌いな人は
間違えても手を出してはいけないタイプのエフェクトです。
ビンテージ、アナログディレイも好きだけど、もっといろんなことしたいという人は
試してみる価値があるとおもう。

さてさて、パラメーターの数を見ても11個、そして下の段に3個。これだけでこのディレイが多機能な製品だということがわかるはずです。パッとだされたとき、ふつうにシンプルにディレイをかけるにも困ってしまいました。

でも、決してわかりづらいわけではなくて、ちょっと触っていたら、そう10分くらい触っていたら、簡単にどのように設定すればいいかみえてくるとおもった。その辺はうまくつくってあるなと。

複雑にしている理由のひとつは、このディレイ、ステレオアウトができて、LチャンネルとRチャンネル別々に違ったディレイを送ることができるのです。なかなか優れもの。詳細はカタログをみてみてください。(お店でもらえます)

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音の感じはですねー。ものすごくよくできたシミレーターってかんじです。PCでいうと高性能のプラグイン使っているみたいなかんじ。たとえば「ヴィンテージ」というプリセットにしてみると、ヴィンテージのディレイをアンプで鳴らしたのをマイクで録音して、それをスピーカーから聞いている音、みたいな印象でした。全体的にそつなくとってもキレイな感じです。

個人的には、単純明快、ひとつのことしかできません、でもひとつのことがめっちゃいい音です。みたいなのを探しているので、TimeFactorは趣味じゃないけれど、こういう多機能でいろんなことができるディレイは絶対に需要があるとおもう。そしてその最高峰に間違いなくいる製品だとおもいます。ぼくがデジタルディレイ派だったらかなり候補の上位にいれるとおもいます。

メモ:
サウンドハウスのEven Tide:TimeFactorの方が
楽天のEven Tide:TimeFactorより安い。