Download VS CD

090116_001_itunes.gif最近とても気になる曲がある。軽やかなメロディーとよく練られたアレンジ。高品質のポップスを聴くと音楽を聴いていないときにも、その曲のことを思いだしてウキウキできる。もともとyoutubeでみつけた曲だったので手元には音源がなく、購入しようかなと思いはじめた。

しかしアルバムを聴いてみると全ての曲が好きなわけではない。当たり曲ばかりだったら買うけれど他のはテイスト的に聴きたくないというか退屈。こういうときはitune storeでダウンロードが便利だよねと考えて検索してみる。

itune storeはとてもいい。お目当ての曲だけ買える。Sony系列の曲はsonyとappleの対立があるので置いていないけど、ほしいとおもっていた曲を見つけることができた。視聴してみると曲はいいのだけど音質の面で納得がいかない。ジレンマ。ダウンロードで低音質だけど欲しい曲だけ買うのか、CDで高音質だけどいらない音源も一緒に買うのか。

むかしは音質のちがいなんてわからなかったし、わかるといっている人は特別な耳を持っているのか薀蓄を語りたいだけのやつだとおもっていた。しかしスピーカーを新調してからそれらが間違いであることがわかった。

ただ単によい道具をつかえば、よい音質とわるい音質を聞きわけられるようになるのだ。というのはもちろん乱暴ないいかただけど半分くらい真実だとおもう。つまりセンスや知識うんぬんじゃなくて、よい道具を使うことでわかることが確かにあるとおもう。もちろん、その道具を選ぶのはセンスのいることだとおもうけれど。

一度よい道具を手に入れてしまうと、今度はいままで普通だとおもっていたものでは物足りなくなってしまう。劣化したmp3の音質は我慢できなくなってしまったし、携帯音楽プレーヤーの音も冗談にしか聴こえなくなってしまった。おいしい和牛を食べた後に、パッサパサのどこ産かわからない牛を食べたような感覚だ。自慢したいわけではなくて正直いって困っている。この喜びを知ってしまったらもとにはもどれない。

ああ一曲だけ欲しい場合どうすればいいのだろう?非圧縮で高音質の音源をダウンロードできたらいいのになと思うのだけど探したらそういうサービスもあるのだろうか?