物事の状態を4分割するマトリクス
マトリクスといっても、キアヌ・リーブス出演の映画ではありません。
この図を描くと物事を細分化してとらえることができるようになります。
具体的にいうとこういうことです。
もしあなたがどのような職業につけばいいか悩んでいるとします。
そんなときにあなたが考えるのはどんなことでしょうか?
あなたは、楽しい仕事がしたいとおもうかもしれません。
でも楽しい仕事で稼ぐなんて、そんな世の中甘くない、そうおもうかもしれません。
じゃあ、お金になる仕事を探そう。いやいや、まてまてでも楽しくなかったらどうしよう。
などというように、あまたのなかが言葉でいっぱいになり混乱してきます。
そんなときにマトリクスをつかうと、すっきり整理できます。
まず、縦軸の上のほうに「楽しい」、下のほうに「楽しくない」と書きます。
そして、横軸の左に「お金にならない」、右に「お金になる」と書きます。
そうすると、仕事というものが4つに分解されます。
右上:楽しい・お金になる
右下:楽しくない・お金になる
左上:楽しい・お金にならない
左下:楽しくない・お金にならない
こういう風になりますね。簡単です。ただひとつルールを作りましょう。
それは、右上はいつも最高の状態で、左下は最悪の状態にする、のです。
■このマトリクスはとても使い勝手がよくて、さまざまな場面でつかうことができます。
たとえば彼氏を探したいとします。
そのとき、やさしくて、お金持ち、という条件を考えつくとします。
さっそくマトリクス化してみましょう。
右上:やさしい・お金持ち
右下:やさしくない・お金持ち
左上:やさしい・お金はない
左下:やさいくない:お金はない
こうなりますね。
■さて、どうやってマトリクスを描けばいいのか
もう一度みてみましょう。
1:まずマトリクスで分解する対象を決めます。
2:その対象について自分がもとめている状態を2つ考えます。
3:求めている状態Aを縦軸に、求めている状態Bを横軸に配置します。
4:縦軸は上がよい状態になるように、横軸は右がよい状態になるようにします。
5:自分にとってどの状態がいいのか優先順位をつけてみます。
6:その状態になるための労力を考えてみます。
このような段階をふめば、あなたもマトリクスを使いこなせるとおもいます。
■では、実際に描いて練習してみましょう。
1:まずマトリクスで分解する対象を決めます。
なにを分解しましょうか?
うーん、じゃあ、服を買いたくなったとしましょう。
そう、あなたには好きな人がいるとしましょう。
2:その対象について自分がもとめている状態を2つ考えます。
服、好きな人、なんだから、
好きな人に気に入ってもらえる服としましょうか。
「自分がもとめている状態を2つ」だから、あとひとつ
もうひとつは、自分が気に入る服としましょう。
3:求めている状態Aを縦軸に、求めている状態Bを横軸に配置します。
4:縦軸は上がよい状態になるように、横軸は右がよい状態になるようにします。
縦軸に「好きな人が気に入る・気に入らない」
横軸に「自分が気に入る・気に入らない」
と配置します。
縦軸は上がよい状態。
横軸は右がよい状態。
なので
右上:好きな人が気に入ってくれる・自分は気に入る(A)
右下:好きな人は気に入らない・自分は気に入る(B)
左上:好きな人が気に入ってくれる・自分は気に入らない(C)
左下:好きな人は気に入らない・自分は気に入らない(D)
と四つの状態にわけることができました。
5:自分にとってどの状態がいいのか優先順位をつけてみます。
さて、あなたが服を買うとして、どの服がよいとおもいますか?
ふつうに考えたら、Aが一番よいですよね。
そして、二番目は、相手を優先するか、自分を優先するかで変わります。
まあ、Bを二番にしましょうか。
そして、Cが三番で、Dが最悪。
並べてみると、
どんな服を探せばいいか?
1:好きな人が気に入ってくれる・自分は気に入る服
2:好きな人は気に入らない・自分は気に入る服
3:好きな人が気に入ってくれる・自分は気に入らない服
4:好きな人は気に入らない・自分は気に入らない服
となります。
6:その状態になるための労力を考えてみます。
このように4つの状態を割り出します。
まあ、誰だって右上の最高の状態をもとめて
左下の最悪の状態はさけたいと思うことでしょう。
しかし、現実には、最高の状態を手に入れようとおもえば
それだけ労力がかかることも考えないといけません。
なので、最終目標は右上だけど、
まず、右下の状態にしてから右上に行こうとか
まず、左上にしてから、右上に行こうとか
順序を考えることもできるでしょう。
これで、あなたもマトリクス使いになれるとおもいます。
あなたの周りにあるものをどんどんマトリクス化してみましょう。
この図を描くと物事を細分化してとらえることができるようになります。
具体的にいうとこういうことです。
もしあなたがどのような職業につけばいいか悩んでいるとします。
そんなときにあなたが考えるのはどんなことでしょうか?
あなたは、楽しい仕事がしたいとおもうかもしれません。
でも楽しい仕事で稼ぐなんて、そんな世の中甘くない、そうおもうかもしれません。
じゃあ、お金になる仕事を探そう。いやいや、まてまてでも楽しくなかったらどうしよう。
などというように、あまたのなかが言葉でいっぱいになり混乱してきます。
そんなときにマトリクスをつかうと、すっきり整理できます。
まず、縦軸の上のほうに「楽しい」、下のほうに「楽しくない」と書きます。
そして、横軸の左に「お金にならない」、右に「お金になる」と書きます。
そうすると、仕事というものが4つに分解されます。
右上:楽しい・お金になる
右下:楽しくない・お金になる
左上:楽しい・お金にならない
左下:楽しくない・お金にならない
こういう風になりますね。簡単です。ただひとつルールを作りましょう。
それは、右上はいつも最高の状態で、左下は最悪の状態にする、のです。
■このマトリクスはとても使い勝手がよくて、さまざまな場面でつかうことができます。
たとえば彼氏を探したいとします。
そのとき、やさしくて、お金持ち、という条件を考えつくとします。
さっそくマトリクス化してみましょう。
右上:やさしい・お金持ち
右下:やさしくない・お金持ち
左上:やさしい・お金はない
左下:やさいくない:お金はない
こうなりますね。
■さて、どうやってマトリクスを描けばいいのか
もう一度みてみましょう。
1:まずマトリクスで分解する対象を決めます。
2:その対象について自分がもとめている状態を2つ考えます。
3:求めている状態Aを縦軸に、求めている状態Bを横軸に配置します。
4:縦軸は上がよい状態になるように、横軸は右がよい状態になるようにします。
5:自分にとってどの状態がいいのか優先順位をつけてみます。
6:その状態になるための労力を考えてみます。
このような段階をふめば、あなたもマトリクスを使いこなせるとおもいます。
■では、実際に描いて練習してみましょう。
1:まずマトリクスで分解する対象を決めます。
なにを分解しましょうか?
うーん、じゃあ、服を買いたくなったとしましょう。
そう、あなたには好きな人がいるとしましょう。
2:その対象について自分がもとめている状態を2つ考えます。
服、好きな人、なんだから、
好きな人に気に入ってもらえる服としましょうか。
「自分がもとめている状態を2つ」だから、あとひとつ
もうひとつは、自分が気に入る服としましょう。
3:求めている状態Aを縦軸に、求めている状態Bを横軸に配置します。
4:縦軸は上がよい状態になるように、横軸は右がよい状態になるようにします。
縦軸に「好きな人が気に入る・気に入らない」
横軸に「自分が気に入る・気に入らない」
と配置します。
縦軸は上がよい状態。
横軸は右がよい状態。
なので
右上:好きな人が気に入ってくれる・自分は気に入る(A)
右下:好きな人は気に入らない・自分は気に入る(B)
左上:好きな人が気に入ってくれる・自分は気に入らない(C)
左下:好きな人は気に入らない・自分は気に入らない(D)
と四つの状態にわけることができました。
5:自分にとってどの状態がいいのか優先順位をつけてみます。
さて、あなたが服を買うとして、どの服がよいとおもいますか?
ふつうに考えたら、Aが一番よいですよね。
そして、二番目は、相手を優先するか、自分を優先するかで変わります。
まあ、Bを二番にしましょうか。
そして、Cが三番で、Dが最悪。
並べてみると、
どんな服を探せばいいか?
1:好きな人が気に入ってくれる・自分は気に入る服
2:好きな人は気に入らない・自分は気に入る服
3:好きな人が気に入ってくれる・自分は気に入らない服
4:好きな人は気に入らない・自分は気に入らない服
となります。
6:その状態になるための労力を考えてみます。
このように4つの状態を割り出します。
まあ、誰だって右上の最高の状態をもとめて
左下の最悪の状態はさけたいと思うことでしょう。
しかし、現実には、最高の状態を手に入れようとおもえば
それだけ労力がかかることも考えないといけません。
なので、最終目標は右上だけど、
まず、右下の状態にしてから右上に行こうとか
まず、左上にしてから、右上に行こうとか
順序を考えることもできるでしょう。
これで、あなたもマトリクス使いになれるとおもいます。
あなたの周りにあるものをどんどんマトリクス化してみましょう。