はふう
先日、「はふう」というところのカツサンドをいただきました。知らなかったのですが「はふう」さんは京都の有名店だそうです。カツサンドだけど、豚じゃなくて牛なんですね。というわけで我慢でできずにさっそく食べてみました。
箱をあけてみると、カツサンドが3つ。3つだと少ないんじゃないか?とおもいました。でも牛肉がとても厚くてカツサンドというより牛肉の横にパンがついている。主役は牛でパンはお供ってかんじ。
手にとって食べてみると、まずパンがけっこう固めなことに気がつきます。でもフランスパンなんかの固さじゃないんです。なんといったらいいのかわからないけど、この固さでちょうどよいという絶妙な固さ。とてもやわらかい雑煮のもちのような固さです。絶妙ですね。
絶妙といえば肉の焼き加減もよいです。レアで焼いてあるんだけど、肉の赤いのがしたたるほどレアではない、赤いけど、しっかりやけているというバランス、
この焼き加減はなかなかできなさそう。そして、これだけ肉々してたらけっこうしつこい、脂っこいのでは?とおもったんですが食べてみると意外とあっさりし
ていんです。脂身の部分ではなくて赤身の部分だけえらんでいるのかな?
意外といい仕事しているのがパンとお肉のあいだにあるソースです。うすく長くきった玉ねぎのようなものと何かわからないけど野菜が入っているのですがこの
味がよいんです。お肉だけではしつこく感じてしまいそうになるところを、ソースのほんのりした酸味がよいバランスに保っています。ジューシーだけどしつこ
くないという味の調和です。
3つでは足りないのではとおもったけど、とてもおなか一杯でした。おいしいものを食べたあとって、いつも共通しているのですが、ずっと旨みが口のなかに残りませんか?このカツサンドもそんなかんじでした。うまい。