Kati タイ料理カフェ

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数年前から友人にすすめられていたカフェにいった。京都の夷川通りという家具屋街にあるKATI。お店にはいったのがランチが終わる直前の2時くらいだった。いそいでメニューをみてタイ焼きそばと焼き飯をオーダーした。しばらくすると二品運ばれてきた。ホールががりのお姉さんがそれらと一緒に3種類のスパイスのようなものを持ってきてくれた。お好みでおかけくださいという。それらはナンプラーとへーゼルナッツと小さい炒り海老のようなものだった。

焼きそばの方を食べてみた。とても独特の味がした。日本では味わえない風味。たぶん本場の味に近いんじゃないかとおもう。個人的にはちょっと油が多すぎてあまり好きではない味だった。ナンプラーも初めて味わったけど、どちらかというと苦手。でも、料理の腕がわるいわけでは決してなくて、食べ物の好みの問題だとすぐにおもった。なぜって焼き飯の方はとてもおいしかったから。それに、各料理には揚げた春巻きがついていたんだけど、その春巻きが本当にとてもおいしかった。皮はパリパリにあげてあって、中にとてもジューシーなひき肉かなにかが包んであったようにおもう。

店内の雰囲気は、これもタイ風なんだろうか、とてもシンプルだった。壁が形容しがたい青いような緑のような色をしていて不思議な印象だった。家具も素朴という力の抜けたもの。こういうのいい。内装の趣味いいなとおもった。いまは北欧インテリア全盛というか、その10年来のブームがピークを超え、定着に向かいつつあるとおもうんだけど、その流行とは違うところで独自のスタイルが作れるってすごいなとおもった。

それにしても、コーヒーも飲めないくらい時間がなかったので残念だった。まあお昼の中休み前ギリギリに入った自分が悪いんです、はい。個人的にはランチを食べにいくというより、晩御飯としてタイ料理を食べに行くのが正しいKATIの使い方かなとおもった。カフェというより料理屋という位置づけ。おいしいタイ料理はなかなか他の店では食べられないのでまた足を運びたい。


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