2008年のM1はナイツ

M1の決勝進出者が決まりましたね。
ダイアン、笑い飯、モンスターエンジン、ナイツ、
U字工事、ザ・パンチ、NON STYLE、キングコングですね。(敬称略)

誰が優勝するかはわからないけれど、
個人的には、「ナイツ」さんがいいなとおもいます。

決勝にいけなかった2007年より、
2008年は確実におもしろくなっているようにおもいます。
どう変わったのだろう?と考えてみたら
しゃべりのペースを落とし、ボケかたを整理したのではないでしょうか。

ボケかたを整理したというのは、こういうことです。
(ちなみに、はなわの弟さんがボケ担当です。)

ほとんどの漫才は、誰でも知っている人をヤフーで調べたからきいてくださいとはじまります。
そこからのボケは、

・読み方を間違える

ヤフー→ヤホー
ジャンプ→ジャソプ
クリリン→クソソソ

・似た名前を持ってくる
サザン→サザンヌ(スザンヌ)
原ボー→キーボー

・エロネタ
あらすじ→裏筋
大きなミセを犯して→大きなミセスを犯して
青学→穴学

・野球ネタ
・ギャンブルネタ
CRチャコの海岸物語

こういう種類でボケてくるようにおもいます。

2007年は、ボケるときに、ジャンルをばらばらにボケていたようにおもいます。
しかし2008年のネタを拝見しますと、野球ネタでボケたら、その後も野球ネタでボケる。
という風に、ジャンルをある程度しぼってボケるようになったのではないでしょうか。
つまり、ボケが3つに分かれているような感じです。


メインボケ
読み方間違い、名前間違いというボケは、誰にでも受け入れられるボケなので
それらを基本に話を進めます。これがメイン。

サブボケ(裏の妄想ストーリー)
そして、ひとつの話の筋とは別の筋を作って、そちら方向にボケていく。
たとえば、ハンバーグが気になって、そして、おろしハンバーグになって、と展開していく。
これがサブ

スパイスボケ
最後に、スパイスとして、エロネタ、野球ネタなど、男性に受け入れられやすい、
それも男性に、「こいつら面白い!」と親近感を抱かせるようなボケを入れているとおもいます。

なので、見ているほうは、ナイツさんの話についていきやすくなり、
結果、去年より大きな笑いが生まれているのではないかとおもいます。

漫才はyoutubeで見れたけど、去年の漫才は、もう消えちゃったみたいですね。
でも、いま見てしまうと本番楽しめなさそうだから、年初にでもまとめてみたほうがいいとおもいます。


というわけで、個人的には好きなナイツさんが優勝してくれればいいなーとおもっております。
あなたは誰が優勝するとおもいますか?