英語を上達させるための2つの大原則

じつは今年がはじまったあたりから英会話をしてます。いちおう英語関係の学校(関西外大)に通ってたのですが、10年くらいまともに英語をつかってなかったのでかなり能力が低下しておりました。さびついた英語をなんとかしたいというのと外国人の友達がちらほら増えてきたので、もっと意思疎通したいというのが今年あらためて英語をやりだした動機です。

今年のはじめに、121先生というところで先生を探してレッスンしていました。よい感じでレッスンしていたのですが、途中で先生がNYに帰国することとなり、英語強化計画が頓挫しておりました。その後、新しい先生を探していたんだけど、先日、友人のツテで新しい先生と会うことができました。

新しい先生と会う前に、自分の中で英語が上達していくのに大切なことはなにか?と改めて基本に立ち返ってみると、わかったことがありました。もちろんこれは個人的な経験則だと思うし、自分がどんな性格かということがとても関係していると思うので、誰にでも当てはまるわけではないと思います。

個人的な英語上達の大原則は2つあります。1つ目は「興味のないことを勉強しない」です。簡単ですね。ほら、日本語で興味のないことについて話していても、興味のないことなので当然ですが面白くないですよね。英語の参考書に載っているたいていのことに僕は全然興味ないんです、悲しいまでに。雨の降水量だとか、堤防が崩れたとかナンシーがタケオと会ったとか、全く興味ありません。

もう一つの大原則は、「気のあう人と話す」です。これも日本語での生活を考えてみると当たり前です。日本語で話すとき、知らない人と話して、仲良くなる場合と、一回話して終わりという場合があると思います。その違いは何なんだろうと考えてみると、「自分が興味のあることを共有できるか」だと思うんです。違ういいかたをすると、自分の興味と相手の興味の重なる部分がある人とは仲良くできる、ということだと思うんです。少なくとも僕の場合は、交友関係というのはそのようにしてできてます。

まとめてみると、


1:自分の興味が何なのか自分で見つける
2:相手の興味が何なのか知る
3:自分の興味と相手の興味が交わった部分について会話する



これらが大切なのではないかと思ったんです。
そして、この作業をすることで英語を話す必要性が生まれると思うんです。
つまり、こういう図式です。


自分の興味があることについて知りたい

目の前の人がよい情報を知っている

その人は英語しか話せない

英語でコミュニケーションしたい

だから英語が必要だ


英語の先生の大半は、文法や英語表現や発音を教えるプロだと思いますが、テクニックの部分を教えることが先行して、この大原則が見落とされている場合があると思うのです。そして、自分の興味が何なのかということは、自分自身で考えない限り誰も教えてくれないことだと思うのです。そんな風に思ったので、事前に自分の興味のあることを書き出してからレッスンにのぞみました。個人的な話になるけれど、僕の興味はこんな風になってました。

・音楽 好きなミュージシャン 好きな曲 好きなジャンル
音楽の理論 どうやって音楽を作るか どうやって音楽情報を手にいれているか
・人生の戦略 仕事についての考え 自由時間に何をするか 人間関係 健康 趣味
どのようにうまくやっていこうとしているか
・文章を書くこと・小説 ムラカミハルキ レイモンドカーバー カポーティ
・経済について 経済情勢
・女性 男がするボーイズトーク全般
・最近の興味
環境問題 中国インドのエネルギー問題と報道と政策の嘘について
経済の動向 2008年の金融恐慌がどのように進んでいくか、これからどんな主義がでてくるのか?
ケインズではなくて、サミュエルソン型のようになるのか?などなど
・その他 家具 写真を撮る webをつくる 興味のあることについての歴史(音楽の歴史、人類の歴史、経済の歴史など)

長くなったので、一回目のレッスンのまとめは次回にします。