愛のない仕事、やりがいのないsex
目ざめた僕はベットのなかで自分が寒さをかんじていることにおどろく。
いつもなら暑さにあせばむような季節なのに今日は腕のあたりがつめたい。
それをあたためようと手でさする。
きのう雨にぬれたせいで、体温の調節がきかなくなっているらしい。
なにかの歯車がゆっくりと崩れはじめているようですこし不安におもう。
まどろみのなかで昨日かんがえていたことがいくつか思いだされる。
・きのう読みおわった本のこと
あるロックスターの自伝は、人は彼をstingとよぶ、彼がのぞんだものを
手に入れるまでどのような道のりをへてきたのか、どのようにかんじたのか
をすこしだけ冗長だとおもわせる文章で僕につたえた。
この話はまたどこかでできればいいな、とおもう。
「音楽の自伝にハズレなし」という個人的な経験則はまだ機能している。
・きのう思いついたフレーズ
「愛のない仕事、やりがいのないsex」
やりがいのない仕事、愛のないsexという常套句を
いじって逆につけかえてみた。
べつに深い意味はなかったんだけど、そうすることで言葉がかってに
一人歩きしているようでたのしかった。
・きのう浮かんできたストーリー
なぜだか知らないけど、キスをしている男女のイメージが思い浮かんだ。
女のほうは別れたくない。男のほうの心はそこにはない。
男は女をもはや好きではない。
しかし、できれば彼女のそばにいてあげたいとおもっている。
そして、彼女のくちづけが過去にかんじた情熱を
取り戻させてくれることを願っている、できることなら。
同時にそれは起こりえない幻想だというこということも男にはわかっている。
女のほうはくちづけをせがみ、そうする。
しかし、男がかんじるより多く、彼女には二人の関係が
もうおわりに近いことがわかっている。
コーダにはいった曲のようにもうすぐエンディングをむかえる。
そしてその前の予兆のようなくちづけ。
(↑こういう表現がスティングの本には随所にでてきた、
それがうっとうしかった 笑)(注:本自体はおもしろいです)
なにがどうなのか知らないけど、
そんなことをぼんやりとかんがえていた。
これが何かでよんだ話なのか、歌の歌詞なのか、自分の体験なのか
誰かの話なのか、まったくわからないけど、
まあとりあえずそんなイメージのことをかんがえていた
(といっても15秒くらいだけど)
そんなことを考えていると、目覚ましがなんどもなる、うるさい。
きょうは大阪にいかなくちゃいけないので、いつもより早く起きた。
じつをいうと早く起きすぎた。
これといってやることもないので、時間つぶしとメモの意味をこめて
日記でも書いてみた。
やっぱり毎日つづけないとなると、気がゆるんでしまって
けっこう間があいてしまいますね。
うーん。まあいいか。
(僕のだす結論は、だいたい「まあ、いいか」
で終わる確率が非常に高い気がするなー)