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「おいしいお酒」と音楽の歴史

2006年04月22日23:55

「おいしいお酒」


というエントリーを友達が書いていたので
それに乗って、書いてみます。


えーと、昨日は友人と飲みに行ってきました。
久々に大阪に行きました。


ちょっと前にできた十字屋に行ったんだけど、
そこの店はなんか高級感が漂ういい感じの店でした。

あと、店員さんが凄く良かった。話しやすくて信頼できる感じでした。


と、その後、地下にもぐっていく所の飲み屋に行きました。



■かなりレアな面子で飲んだんだけど、
えーとかなりおしゃべりな方が多くて、僕はほとんど喋りませんでした。


なんつーか、今月で一番ボーとしながら会話していた気がする。

なんか、その人達「どうせ、コイツはボーとしてるからいいや」
みたいな扱いを受けているようで(勘違いかな?)


「まあ、いいや、ボーとしておこう」と思いながら
楽しんでおりました。


いやいや楽しかったです。
しかも安かったです。


帰りに、その中の一人の方と一緒に阪急電車にのりかえったのですが
ここで、「黒人社会と音楽の歴史」みたいな話になって、

バリバリ盛り上がりました!


飲んでいた場ではあまりしゃべらなかったけど、
電車の中と降りてからは、かなり喋った気がする。



お互い知っていることを、色々話して、

「まじで!そんな話あんの!」

と、僕的には大興奮でした。



実は、その辺の話に凄く興味があり、
一生かけてもいいので、ちゃんとまとめたいと思っているのです。


西洋の人が自分が働くのが嫌だからって連れてこられた方々が
どのようにして音楽を生んでいくのか?

それがいかに、ゴスペルや、ブルースやジャズ

を生んでいくのか?


という話もそうだし、

アイルランドから来た方々がどうやって、カントリーなんかを
発展させていくのか

という話もそうだし、


ブラジルに、これまた、つれてこられた黒人の方々が
どんな風にコミュニティーを作って、そこでアフリカ色の強い音楽を
発展させていくのか?

というのも興味深いところです。


で、それが発展して、プレスリーが[heartbreak hotel]を歌い

それをイギリスで聞いた、キース・リチャーズは感動したそうです。

で、そのキースが「マディー・ウォーター」のレコードを持っていた
ミックジャガーに対して、「おまえ、そういう音楽好きなん?」と話しかけ

「俺、チャックベリーならなんでも弾けるぞ」とか半分ウソをいい
それをきっかけにローリングストーンズが始まったという話とか。


同じようにビートルズもアメリカの黒人音楽に感化され、
(こっちの方が有名な話だよね)


んでもって、それがいわゆる「ブリティッシュ・インベーション」
となってアメリカに流れてきて、


スティービーらモータウンのライブのオープニングアクトを
ローリングストーンズがやり、

皮肉なことに、モータウンからNYに渡ったスティービーが
今度はローリングストーンズのオープニングをやったり、
(music of my mind 以降の自由になったスティービー)


というような、脈々と流れている、音楽の歴史を
ちゃんとまとめて系譜図みたいなのを作ってみたいなー

とずっと思っているわけです。



という訳で、今まで読んで参考になった本を上げておきます。
なんかよい情報源を知ってたら教えてくださいな。



・モータウン、わが愛と夢
・スティービー・ワンダー心の愛
・クインシージョーンズ
・クインシー・ジョーンズ自伝
・ジャズ・アネクドーツ
・ブラジリアン・サウンド
・マーティン・ギブソンなのど起源を書いた楽器の本(タイトル失念)


まだまだある気がするけど、思い出せない...


特に、クインシージョーンズの自伝は面白かったです。
当時のジャズミュージシャンの様相を描いた、ジャズアネクドーツも
なかなか良い感じでした。

あと、ブラジルにも黒人音楽が入っていたということを
あらためて知ったブラジリアン・サウンドという本も
なかなか衝撃だった。



知っているけど、読んでいない本もいっぱいあるなー

・パジャマを着た神様(ジョアン・ジルベルト関係)
・BBキング自伝とか(昨日見つけた!)

とか



まあまあ、とにかく音楽の歴史は熱いなーと思っております。


PS:「シャンゴ」というのは、ブラジルのなんかの神様だった気がする

PS:ローリングストーンズに興味を持ったのは、スティーブジョーダンが
キースのソロアルバムに参加していたから。

そして、スティーブとキースを出会わせたのは、なんとチャク・ベリー!


という感じです。
お腹減った。



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