チェット
- 2006年05月10日01:58
バリバリ寝てた...
あー昨日日記かけなかった。
まあ、全然いいんだけど。
昨日からチェット・ベイカーの自伝を読み始めました。
去年くらいに気づいたんだけど、誰かの自伝って
めちゃめちゃおもしろい。
とくに自分の興味のある人ならなおのこと。
チェットは、すごくハンサムで、素晴らしく優美な
歌とトランペットを聞かせてくれたジャズのミュージシャンでした。
でも、酒におぼれ、麻薬に手を出し、つねに浮気を繰り返す
という、そりゃもう退廃的な性格だったそうです。
と、まだ読み始めたところだから、よく知らんのだけど、
彼がジェリー・マリガンと残したアルバムは結構かっこいいの多いし、
ジム・ホール(アランフェス)とやっているやつもかっこいい。
で、彼のあまーい歌が入っている、
「sing」http://
は結構よく聞きました。
like someone in loveやI fall in love easilyが好き。
「なんだか気づくとギターの調べを耳を傾けて、
ぼんやりとしてしまうんだ。
まるで、恋をしている人みたいだ。」
とかいうのを、チェットが歌うと、すごく魅力的に聴こえてしまうのです。
実際、全盛期にはかなりモテたんだろうと予想されます。
ジャケットからしてかっこいいし。(顔が)
「chet」http://
ビル・エバンスとケニー・バレル(←一番好きなjazz guitarist)
が参加している。
「あなたと夜と音楽と」「tea for two」なんかが入ってます。
で、このアルバムに入っている「it never entered my mind」は
僕が一番好きな曲です。(マイルスもやってたね)
でもって、これは本当かどうかわからないんだけど、
彼はレッチリのフリー(ベース)のお父さんらしいです。
これを聞いたとき、ものすごく衝撃をうけました!
ええ、そうなん!って感じに。
彼のとった行動はそりゃヒドイものだったぽいけど
音楽はなんだか凄く魅力的だと思います。