アリ地獄的システム

2006年11月29日16:59




いま、ものすごく髪の毛が痛んでいる。
僕の人生においてかつてないくらい痛んでいる。
原因はわかっている。週3回以上のプール、ヘアダイ、そしてパーマだ。

とにかく、髪の毛が痛んでいて、きしきしなので、トリートメントとか
洗い流さないトリートメントとかで、なんとかしようと思っているのだけど、
そうこうしているうちに、ある仮説をおもいついた。

もしかして、世の中の「○○ケア」商品は
本気で作られていないのではないか?


もしさ、髪の毛の痛みを補修する商品があって、その商品が本当に
髪の毛の痛みをなおすことができたのなら、どうなるか?
そう、商品が一回しか売れない。

髪の毛の痛みをなんとかしたいという人が、トリートメントを買う。
それを使う。使っているときは一時的にツヤツヤになる。
でも、洗い流すと効果がなくなる。だからまた使う。
何回も使うから、当然なくなる。だからまた買う。

そういうサイクルになるように、わざと製薬会社の研究員さんたちは
中途半端なケア商品を作っているのではなかろうか?と思うのだ。

いやいや、もちろん日夜熱心に真剣にとりくんでいる方も
なかにはいるとおもうんだけど、ひょっとすると、どっかの会社では
「一時的に効果がある」ものを作れという指示があるのかもしれない。

そう考えるとさ、多くの女性が悩んでいる、肌をケアする商品とか
もう、そのさいたるもので、商品を使えば使うほど、
その商品に依存せざるおえない、アリ地獄的システムで
作られていたりするのではなかろうか?

ギターの弦だって、本気出せば一生切れないやつを作れると思うんだけど
そうすると、弦が売れないから、適当な弦を作ってるんじゃないだろか?

ギター関係の雑誌だって、読んで本当にうまくなっちゃうと困るから
おいしい情報を、チョイ見せする形で作ってるんじゃないだろうか?

世の中にあふれる本だって、なにかのサービスだって、
根本的な解決を目指しているものって実は少なくて
それらの多くは、はじめっから「リピーター」を作り出すことを
狙って作られているんじゃないだろうか?

とかなんとか、思ったんだけど、まあ考えすぎかな?
でも、そういう構造の商品って沢山あるよね。