真空管を交換する

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すごくマニアックな話題で申し訳ないのですが、今回は真空管についてです。エレキギターを弾く際、真空管アンプをつかってるんだけど、自分の用途が特殊なので、その用途と一致しない音になってしまっているとおもってました。なのでライブの予定も立て込んでないこの時期に機材面の充実をはかろうとおもい、ついに手をつけてみました。

写真、むかって左側にいるのが今まで持ってた真空管たち。右にいるのが今回補強した選手たち。

P7210132.jpgアンプの裏側をみるとこのようになっております。左から、整流管、パワー管×2、プリ管×2です。なんのこっちゃわかりませんね。ぼくもよくわかっておりません。ただ、この5つの管の組み合わせで音がぜんぜん違うというのは実感としてもっています。なので試行錯誤中。

自分でやたらめったら試していくのは大変なので、すごく詳しいひとをみつけて、その人に指導してもらいながらってかんじでやっております。今までの音は低域が弱くでてしまって、エレキギターで弾き語りするには物足りないなとずっと感じていました。なので今回は低域部分を補強するためにプリ管をPM社-china製-12AX7Aから、Mullard社-russia製-12AX7Aに交換。

結果は、100点満点ではないものの、いままでより理想に近づいたとおもいます。こういうの続けていけば、これ!っていう音になるんでしょう。いやいや、このオーディオの世界は深淵で、まだ手さぐり状態なんだけど、ライブで聴いてもらったときに「めっちゃいい音!」っていうのを無意識に放りこめるように精進したいものです。

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補強選手たちのメモ

プリ管
Mullard-12AX7/ECC83 gain noise5% No1plate 104/70min No2plate 105/70min
Mullard-12AX7/ECC83 gain noise5% No1plate 105/70min No2plate 104/70min

Tung-sol ECC803S gain noise5% No1plate101/70min No2plate 100/70min
Tung-sol ECC803S gain noise5% No1plate100/70min No2plate 101/70min

整流管
Tronal-5Y3/5U4-Emission5% No1plate820/800min No2plate 830/800min