リクエストがとおる
図書館をよく利用します。読書意欲には波がありまして、読むときはがっつり読むけど、波がきてないときは全然読まないという気まぐれ読書派です。でも基本的には活字中毒でして、許されるなら飯くっているときも文字を読みたいという類いです。
今日、予約していた本が届いているのと、延滞している4冊の本を返すために図書館に行きました。延滞している本を返却窓口に返し、予約している本を受け取り口で借りようとおもったら、「滝田さん」と呼ばれました。
なんだろう?とおもって、僕を読んだ60歳くらいの女性のほうをむくと、「この本はあなたのリクエストでうちに入れたのですよ」といわれました。「ええ!こんなマニアックな本が○○図書館にあるの、めずらしいと思ってたんです」と僕はいいました。
そうです、ずーと前に、僕がおもしろ半分、興味半分でリクエストした本が1年くらいたって、入庫したようなのです。ある音楽ソフトのあるバージョンの参考書みたいな本。何万分売れるような本ではなくて、誰もが読みたいような本ではなくて、かなーり限定した人しか読まない本。しかも、すでに代替わりしているので、これから確実に読む人が少なくなるであろう本。そのおばさんいわく、高価だったらしい...
というわけで、自分のリクエストがとおって、ちょっと驚いていてるというお話でした。こんなことってあるんだ。なんかラジオとかに投稿したことないですが、こういううれしさがあるんだろうか?とかなんとかおもいました。
そんなこんなの会話をとおして、はじめて図書館のかかりの人とまともにしゃべりました。これまで5年以上通っている気がするのですが、事務的なこと以外、いっさいしゃべったことがなかったのです。それもなんか変な感じでした。
ちなみに、この図書館には全然わらってくれないかわいい係の人がいて、その人がいると若干緊張してしまいます。その笑ってくれない感じが妙に良い感じなのです。