あたらし季節

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(OLYMPUS E-520 & PANASONIC LEICA D SUMMILUX 25mm F1.4)

ずっととまっていたことがようやく形になりはじめた。7年くらい前に構想をねって、それからすこしずつ構築してきたこと。方法がわからなかったこともあったし、やる気がでないこともあったし、うまくいかないこともあった。けれど、すべてうまくいきはじめた。

まだ途中なので気はぬけないけれど、以前じぶんには重すぎると感じていた作業が、さいきんは妙に心地よい。形になっていく心地よさというものがあるとは知らなかった。

なにがきっかけだったのだろう?と現時点で振り返ってみると、1やる気にならない時でも、ほんとうに少しずつ作業をしてきた 2モチベーションのもとになってくれるものを常に探した 3必要な能力をこれまたコツコツと身につけてきた。というのがよかったようだ。ほんとうに面倒くさがりなので基本はだらだら過ごしてしまうのだけど、やる気ないながらも作業をつづけてきてよかった。これまでの時間をすべてまとめた集大成のようなものができあがる。

じぶんの特性というものをかんがえてみたときに、方法論や青写真を描くことはたいして難しくない、というより大得意の分野のようだ。結果がでる計画は5分あったらたてたれる。能力をみがくこともそれほど不得意ではない。しかし一直線にゴールへすすんでいくようなモチベーションをもつのが一番大変だった。やるべきこと自体を見いだすのが一番大変な作業だった。

じぶんのなかには、なにかの作業をしたいというエネルギーがあるようにおもう。そのエネルギーを何に、だれのために、どこで、いつつかうのか、わからないとエネルギーだけが空回りしているような状態になる。車の排気口にふたをしてエンジンを吹かしているような状態。これが一番しんどい。

まあまあ、そんな紆余曲折があったけれど、やっとものごとが自分の望み通りにすすみはじめた。まだまだやりたいことはあるけれど、まずこいつを渡すところからはじまる。あー、あたらしい季節におもいをはせております。