知らなきゃよかった

異性のどんなところに惹かれるかというのは、人それぞれだろう。
ぼくは素敵な文章を書く女性になぜか惹かれてしまう。

文章というのは不思議なもので、簡単に書いてもそうでなくても
その人の「ひとどなり」のようなものを伝えてしまうようにおもう。

結局、好きな文章というのは、書き手の関心ごとなり、感性なり、
物事をみる視点などが好きということなんだろうから、
文章が好きな相手とは高確率で性格があうのではないか?
と勝手におもっている。


はっきりとは覚えていないけど、2、3年前にとても素敵な文章を書く
女性の作家をみつけた。その人の書くものは、エッセイだろうが、
小説だろうが、ブログだろうが、ジャンルに関係なく読んだ。

別に、その作家が大好き、というわけではないけれど、
ちょっと時間が空いたときに電話してお茶する相手のような感じで
気軽にさらりと読めて、なおかつ、読後の充実感があるという
ちょうどよい作家だったのだ。


先日、ある雑誌を読んでいたら、その作家の顔写真が掲載されていた。


外見が好きで、中身を知ってショックを受けるのと
中身が好きで、外見を知ってショックを受けるのでは、どちらがいいのだろう?

と疑問におもったので、久しぶりに日記を書いてみた。

=追記=

前者は、メールの内容や会話の内容がひどすぎて、
「お前、○十年間なに考えて生きてきたんだ?」と尋ねたくなる場合

後者は、
メイクを落とした顔をみて、「もしもし、どちら様ですか?」と
尋ねたくなる場合なども含みます。