2006年09西脇キャンプ記
2006年09月25日02:33
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今月は遊びの予定がおおい一ヶ月だった。
それは友人Sの地元へのキャンプではじまった。
友人Sの地元は兵庫県の西脇というところで、
日本の中心にあたる場所だそうだ。
その「日本のへそ」とよばれる場所に、男5人だけでいってきた。
ぼくはいつからかキャンプやバーベキューといういわゆるアウトドアが
大好きになったんだけど、その魅力は
・とにかくいっぱい食べれる
・とにかくいっぱい話せる
・とにかくゆっくりできる
あたりにあると思っている。
いっぱい食べるためにスーパーや酒屋などをまわって食材や酒を買う。
この作業がそれだけで既におもしろい。
今回のキャンプは前述したとおり、男だけだったのだが
みんな普段よほど食にかんして抑制されているのか、
ここぞとばかりに自分のほしいものをカートにいれていた。
(ここにいるメンバーは基本、仕事が好きで食べるのを忘れてしまうタイプ)
写真をみてもらうとわかると思うんだけど、
カントリーマームが二個もある。しかもキットカットも!
ボスキャラである。
カントリーマームもキットカットもお菓子のボスキャラである。
一袋300円以上する。普段ならひとりならちょっと躊躇する。
だからぼくらはパーティーを組んで敵にいどんだ。
そう、「割り勘」なら怖くない。という感じで。
そんなふうに普段みたされぬ衝動買い欲を一気に解消するべく
ぼくらはほしいと思ったもの、食べたいとおもったものを
なんの制限もなくカートにいれていった。
エビスやらワインやら、瓶詰めソーセージやら、とにかく色々詰め込んだ。
カレーせんべいも、チーズもカニもカルビもサイコロステーキも
とにかくほしいものは全部カートにいれた。
最終的には、100g900円もする和牛を男5人がたべる分を勢いよく買ったところで僕は財布の心配をしはじめた。
まあ、そんなわけで消費欲求を満たす買い物がおわり
キャンプ場所にもどってくる。
このキャンプ場所がまたよかった。
ここは友人Sの私有地で他のキャンプ客は誰もいない。
(田舎だから土地がいっぱいあるというようなことを友達は言っていた。)
その私有地に、友人Sのおじいさんにあたる人が、
DIYで椅子やらテーブルやらを作ったということだった。
写真にある屋根や植木鉢をかける所や、もっというとこの家自体を
おじいさんが自作したということだった。
ほかの写真がないのでお伝えできなくて残念だけど、
人が暮らしていくのに申し分ない施設がそこにはあり、
1週間くらい帰りたくないという気持ちにおそわれた。
友人Sのおじいさんは、むかし無線や電気関係の商売をはじめ、商売を大きくした。そして人生のある時期になって、その商売を後進にゆずり引退した。
そこから空いた時間で自分の好きな家具や設備を
つくるにようになったのだという。
自分でテーブルや椅子や家(!)を作りはじめて10年くらいということだったけどその腕前はもはやプロの領域に入っていた。
ぼくはあのおじいさんに会えたことがともてうれしかった。
なんだか自分もそんなふうに悠々自適に暮らしたいなとおもった。
お話しをうかがったのは20分ほどだったけど、確実になにかを伝えてもらった気がした。なにかを受け継いだ感覚とでもいえばいいのかな。
キャンプでは本当に色んなものをおおよそ18時間くらいにわたり
食べ続け飲み続けしたわけだけど、その中でも特筆すべきは
さんま
だとおもう。やっぱり。
写真みてください。
さんまおいしそうでしょ?
炭火で焼いて、しょうゆを少しだけたらして食べるさんまは最高です。
個人的によくおもうのだけど、
たとえば3万円の高級料理をそれほど親しくない人と食べるより
一匹300円もしくは3匹300円のさんまをアホな友達と食べたほうが
おいしくて幸せを感じるんだけど、いかがでしょうか?
もちろん、高級料理を親しい友達と食べるのは楽しいと思うけど。
なんというか、本質を間違えてはいけないなと常におもっています。
そんなこんなをしながら、全編をアホな会話をしながら過ごすという
最高にたのしい休日だった。
男5人集まってなにをしゃべるんだ、といわれそうだけど、
ねえ、そりゃ、あの話に決まっているじゃないですか。
あれですよ、あれ。
これからの日本の経済成長についてとか教育問題とかですよ、たぶん。
(日本の少子化を打破するための具体案というのはなかなか近い気もする)
追記:トランプ{大富豪}はチャップが一位で、僕が二位だった。
ということを忘れないために記しておきます。
2006年09西脇キャンプ記おしまい。
追記2:友人Sの家族にもよくしてもらって本当にうれしかった。
そしてなんてやさしい人たちなんだとおもった。
また来年あたり行きたいです。
追記3:友人Sへ ありがとね。おもろかった。