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東京電力に対するTVとネットメディアの違い


2011/04/05

普段はこういうこと書かないのですが、いろんな人に関係ある関心が高い問題だとおもうので、4/4日25時(4/5日のam1時)から行われた東京電力の記者会見の動画を紹介します。放射性汚染水を海に1万トン流した件についてです。
読売onlineの報道


長い動画なので時間がない方は、1時間19分までカーソルを進めてください。そうすると会見のまとめが話されます。

その後、はじめに戻って自分が見れるところまで見てみてください。20分超えたあたりから、東電側とフリージャーナリストの主張は食い違い、堂々巡りになります。それがずっと続くので、時間がない人はそれ以上見なくてもいいとおもいます。

フリージャーナリスト「理由を教えてください。責任者の名前を教えてください」
東電側「確認させてください。」

の繰り返しです。(机に向かっている方々は記者クラブの方達でしょうか?)




一方こちらはANNの動画です。「低い濃度の汚染水1万トンがあるため、国の了承を得た上で海への放出をはじめました。」「放射性物質の濃度は排出できる基準の100倍程度とされていますが、原子力保安院は人体に影響は少ないとしています。」と言ってますね。1分10秒でみれます。


こちらはTBSのニュースです。1分30秒でみれます。


2011/04/06
全漁連から東京電力への抗議の動画

そりゃ、自分たちが生きていくために必要な「魚を売る」ということが、海洋投棄のためにできなくなるんだから当然ですね。

自分たちの健康を守り生活を営むために判断しないといけないわけですが、その判断には情報が必要です。どんな情報が自分たちにとって有益なのか?自分で選ばないといけないようです。

なぜ、こんなことを書くかという理由が次の動画です。
チェルノブイリ事故にあった人たちのインタビューと現状が知らされます。彼らが口々にいう「その時は、危険だなんて知らなかった」という言葉が印象的です。

「チェルノブイリ 20年後の真実」というドキュメンタリーです。まったく同じ事態ではないものの、これから起こってくることを考えるうえで大切な記録。

「直ちに健康には影響しない。冷静に対処してほしい。」と政府はいいます。そうですね。放射性物質は直ちに影響はしないようですね。直ちには。


続いて、もう一つ動画を紹介します。


民主党の鳩山兄弟の勉強会で、フリージャーナリストの上杉隆氏に現状を説明してもらっている様子。

(最初の4分ぐらいはマイクが入らなかったりしてますが、事実を多面的にみるために、聴いておいてもいい話だとおもいます。ただし計画停電が意図的という部分をはじめ真偽がわからない情報もあります。)(動画はパート5まであります。動画カーソル横のyoutubeマークを押すと関連動画一覧がでます。)

最後に、まだご存知なければ、ここだけは日々チェックするとよいサイトを紹介します。
フリージャーナリスト岩上さんの動画ページ

東京電力の記者会見の動画が無編集でみれるページ。随時更新されます。

政府の発表と、テレビや新聞の発表、ネットメディアの情報、なにが正しいかは、すべて伝聞にすぎないのでわかりません。私たちは実際に経験してないし、その場にいないし、取材もしてません。だけど誰の意見を聞くほうがいいのか?その意見は正しいか?伝えてないことがあるのではないか?反対意見はないだろうか?と考えることが必要なようです。



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